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簿記の流れ

簿記の目的は、日々の取引から経営成績を明らかにする、財政状態を記録するという2つの大切な目的がありましたよね。

これを達成するために貸借対照表と損益計算書を作成します。
言いかえると、簿記は貸借対照表と損益計算書を作成するために行われる作業であると言えます。

簿記を学習するにあたって簿記の流れを把握することは非常に重要です。
日々の取引から貸借対照表と損益計算書の作成に至るまでには、下記のような作業の流れになります。

取引 ▶ 仕訳帳 ▶︎ 総勘定元帳 ▶︎ 試算表 ▶︎ 貸借対照表・損益計算書

ここで急に知らない用語がたくさん出てきましたが、今すぐに覚える必要はありません。
これからじっくりと勉強していきますので、その中で自然と身についていきます。
ある程度簿記が理解できたなーっと思った時にまたここへ戻ってきてください。
この図をみた時に改めて簿記の流れが理解できるはずです。

簿記では、日々の取引が行われる度に仕訳帳という帳簿に仕訳(しわけ) という処理を行い、総勘定元帳という帳簿に転記(てんき) という処理を行います。
それでは早速、仕訳と転記の学習に入りたいのですが、少しだけ待ってください。

その前に勘定(かんじょう) と勘定科目(かんじょうかもく) について学習します。
勘定とは、取引を記録するための表のようなものです。仕訳や転記の学習では、 この勘定が出てくるので先に学習しておいた方が仕訳や転記についても理解しやすくなります。なので、まずは勘定の学習から始めましょう。