勘定科目
勘定は資産・負債・資本・収益・費用のグループに分類されていると説明しました。このグループをさらに細分化したものを勘定科目(かんじょうかもく)といいます。
勘定のページで資産勘定には現金、商品、建物があると説明しました。この現金や商品を勘定科目といいます。
取引を帳簿へ記録する時は、性質が同じものを分類して整理、集計します。
これだけだとちょっとわかりづらいですよね、ここで具体的な例を挙げて説明します。
企業が経営活動を行っていくには、様々なものが必要になってきます。
例えば、事務処理をおこなっている人たちなら、シャーペンや消しゴムなどの筆記用具、プリンターの用紙、クリップ、ホチキスなどが必要ですよね。
これら必要なものを購入した後、帳簿へ記入する時にグループに分類していないとどうなるでしょうか?
一つ一つ、シャーペン費、消しゴム費、クリップ費、ホチキス費などのように記入しなくてはなりません。
これでは、帳簿に記入するのも大変ですし、後で帳簿を見たときによくわからなくなってしまいます。
そこで、シャーペンや消しゴムなどは、事務用品で使うとなくなってしまうという同じような性質を持っているので、「消耗品費」 という勘定科目(グループ)にまとめてしまいます。
こうすれば、帳簿に記入する際は「消耗品費」と書くだけでいいので楽ですよね。後で帳簿を見てもわかりやすいです。
「でも、消耗品費だと後で見たときにシャーペンなのか消しゴムなのかわからなくなってし まうんじゃないの」と思った方もいるかも知れませんが、簿記はお金の流れをみるので消耗 品費がなんなのかということは、それほど重要ではないんです。
勘定のページで資産勘定には現金、商品、建物があると説明しました。この現金や商品を勘定科目といいます。
取引を帳簿へ記録する時は、性質が同じものを分類して整理、集計します。
これだけだとちょっとわかりづらいですよね、ここで具体的な例を挙げて説明します。
企業が経営活動を行っていくには、様々なものが必要になってきます。
例えば、事務処理をおこなっている人たちなら、シャーペンや消しゴムなどの筆記用具、プリンターの用紙、クリップ、ホチキスなどが必要ですよね。
これら必要なものを購入した後、帳簿へ記入する時にグループに分類していないとどうなるでしょうか?
一つ一つ、シャーペン費、消しゴム費、クリップ費、ホチキス費などのように記入しなくてはなりません。
これでは、帳簿に記入するのも大変ですし、後で帳簿を見たときによくわからなくなってしまいます。
そこで、シャーペンや消しゴムなどは、事務用品で使うとなくなってしまうという同じような性質を持っているので、「消耗品費」 という勘定科目(グループ)にまとめてしまいます。
こうすれば、帳簿に記入する際は「消耗品費」と書くだけでいいので楽ですよね。後で帳簿を見てもわかりやすいです。
「でも、消耗品費だと後で見たときにシャーペンなのか消しゴムなのかわからなくなってし まうんじゃないの」と思った方もいるかも知れませんが、簿記はお金の流れをみるので消耗 品費がなんなのかということは、それほど重要ではないんです。
勘定記入のルール
「勘定」 のページにて勘定は集計表だという説明をしました。集計表なので記入をする ためのルールがあります。それでは、現金の勘定を例に見てみましょう。 (1)取引を勘定の借方と貸方に分類する。 ・取引によって現金が増加した場合は、その金額を借方(左側)に記入します。 ・取引によって現金が減少した場合は、その金額を貸方(右側)に記入します。 次の取引を現金勘定に記入してみましょう。 ① 商品を2,000円で購入しました (現 金 の 減 少) ② 商品を1,000円売り上げました (現 金 の 増 加) ③ 銀行から利息を300円受け取りました (現 金 の 増 加) ④ 給料を3,100円支払いました (現 金 の 減 少) ⑤ 手数料を400円受け取りました (現 金 の 増 加)このように現金の勘定は、借方(左側)に増加した金額を、貸方(右側)に減少した金額を記入します。
現金以外にも、商品や売掛金などの資産は全てこのルールになります。
それでは、負債、資本、収益、費用はどのようなルールで記入するのでしょうか?
資産・負債・資本・収益・費用のそれぞれの記入ルールを暗記するだけでは、あとで混乱してしまいますので下記の方法をオススメします。
まず、貸借対照表と損益計算書の形式を思い出してください。
思い出しましたか?忘れてしまった方は、もう一度、貸借対照表と損益計算書のページに戻って思い出してください。