日商簿記検定概要
日商簿記検定(以下 日商簿記)とは、日本商工会議所が主催する簿記検定です。
日本商工会議所では「簿記」の普及と能力向上を目的として、 40年以上にわたって簿記検定を行っています。
日本商工会議所では「簿記」の普及と能力向上を目的として、 40年以上にわたって簿記検定を行っています。
受験資格
学歴・年齢・ 性別・国籍に制限はありません。試験日
年3回実施:2月第4日曜日(1級試験は実施されません)/6月第2日曜日/11月第3日曜日
試験科目
4級 : 商業簿記3級 : 商業簿記
2級 : 商業簿記・工業簿記
1級 : 商業簿記・工業簿記・会計学・原価計算
※2級、1級からの受験や、2・1級、3・2級を同日に受験することも可能です。
受験料
4級 : 1,600円3級 : 2,500円
2級 : 4,500円
1級 : 7,500円
試験期間
4級 : 13:30 ~ (制限時間 1時間30分)3級 : 09:00 ~ (制限時間 2時間)
2級 : 13:30 ~ (制限時間 2時間)
1級 : 09:00 ~ (制限時間 3時間)
お申込み方法
申込日時および申込場所は、各地の商工会議所、試験会場によって異なるので、2ヶ月前を目途に、 受験希望地の商工会議所等に問い合わせてください。合格基準
100点満点で70点以上で合格。ただし、1級は1科目でも40%に満たない科目があると不合格。
合格発表
・2級~4級は試験日から2~6週間後に各商工会議所で発表 ・1級は試験日から約2ヶ月後に各商工会議所で発表各級のレベル
商工会議所では下記のように説明しています。4級 : 簿記入門編。小規模小売店の経理に役立つ。勘定科目に仕訳でき、複式簿記の仕組みを理解している。
3級 : 財務担当者に必須の基本知識が身につき、商店、中小企業の経理事務に役立つ。 経理関連書類の読み取りができ、取引先企業業の経営状況を数字から理解できるようになる。営業、 管理部門に必要な知識として評価する企業が増えている。
3級以上の合格者は、 大学入学資格検定(大検)で「簿記会計」の科目が免除されます。
2級 : 高校程度の商業簿記および工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得している。財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。 相手の経営状況もわかるので、株式会社の経営管理に役立つ。
2級以上の合格者は大学等の推薦入学に有利です。
1級 : 税理士、 公認会計士などの国家試験の登竜門。大学程度の商業簿記、工業簿記、原価計算ならびに会計学を修得し、 財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。
1級の合格者は税理士の受験資格が与えられます。
職業能力開発促進法の指導員資格試験で、 事務員の試験科目の一部が免除されます。